Alba a wildlife adventureプレイ感想・レビュー
今回は「Alba a wildlife adventure」のレビューをしていきたいと思います
Alba a wildlife adventureは2021年7月21日にSUNSOFTさんから任天堂スイッチ、PS4,PS5にて発売された一人用アドべンチャーゲームです。
世界観
主人公である9歳の少女アルバは、夏の1週間をおじいちゃんおばあちゃんがいる島で平穏に過ごすことにします。
しかしその島はゴミが散乱し、本来いるはずの野生生物がすみようのない場所になっていました。
さらに、島に超高層ホテルを建設し、大儲けしようとする町長。環境の破壊を防ぐために
アルバは友達の「イネス」と共に、環境保護のため署名活動を始めます。
ゲームシステム
このゲームは島が一つのステージになっている、セミオープンワールドゲームです。
7日間を通して主人公アルバを操作し,島の環境を守るため駆け巡ります。7日間という期間のくくりがあり,初日はチュートリアル、実際に活動を始めるのは次の日からです。
4日間かけ、住民の相談に乗ったり、ゴミ拾いをしたり,動物図鑑を作ったりしながら、ホテル建設に反対する住民からの署名をもらい、無事ホテル建設を阻止できるのか!?という流れになっています。
署名を一定数集めることができると、最終日になり、はてさて結果は?という感じです。
メイン・サブストーリー
メインストーリー(その日やること)はゲーム内の日が経つごとに追加されていきます。そして、メインストーリーをクリアすると、次の日に行きます。
一方サブストーリーは基本いつでもできるので、自分がやろうと思ったときにできます。ですので、ある程度自由度のあるゲームだと言えると思います。ストーリー自体は一本道ですが。
ゲーム自体や探索の難易度としてはそれほど高いものではないので、探索を楽しむというよりは、癒されたい!のんびりしたゲームをやりたい!という人にお勧めだと思います。
ボリューム
私はポケットモンスターの新作を大体20時間程度でクリアする速さですが、このAlbaは約3時間でストーリーをクリアしました。とはいっても、まだ動物図鑑は完成していないので、多少のやりこみを含めると完全クリアまで5時間ぐらいでしょうか?それほどボリュームが多いわけではありませんので、サクっと遊べると思います。
操作性
操作性については、若干難しいかもしれません。主人公は子供なので歩行速度が思ったより遅いです。一応セミオープンワールドなので、その分マップは広いと感じるかもしれませんね。ファストトラベルはないし、乗って移動するのもないので、「自然って素敵だなぁ」と感じながら、散歩気分で歩くというのが良いと思います。
また動物の写真を撮るときにカメラを使うのですが、こちらも若干操作が難しいと私は感じました。特に飛んでいる鳥を撮るときなんかは、一瞬のシャッターチャンスでとらえなければならないので、そこだけアクション!?なんて思いながらプレイしました。
魅力
まずこのキャラクターの絵が本当にかわいいですよね。全体を通してゆるめな調子なので、ゆったりプレイできると思います。
それに加え、動物たちも多種多様に60種類以上登場します。その大半は鳥なんですが、一匹一匹が細かく描かれているので,バードウォッチなどしたい方はかなり勉強になるかもしれません。
個人的にはじめ見た時驚いたことが、主人公が「はい」「いいえ」の選択をすることはどのゲームでもあることですが、このアルバは、首を横に振るか縦に振るかで選択する、ということです。なのでふざけて首振りして一人で楽しんでました。
あと音楽が非常にいいですね。
スペインにある島を舞台にしているらしく、話す時に大人たちが「オラ」って挨拶していたので、そうではないかと思います。
そういったスペイン風の音楽なので聴いていて「美しい」と思いました。
次にゲームの中身ですが、目標がちゃんと明記されているので、何をやればよいかがすごく分かりやすいです。UIも分かりやすく、次何をしたらよいかという困りは一切ありませんでした。
何かをやり遂げると、まるで「達成おめでとう!」というようにやり遂げたことが新聞記事に載ります。なので、達成感はけっこうあります。
終わりに
さて,いかがでしたでしょうか?
基本的にのどかな雰囲気の中で進行するこのゲームですが、ストーリー最後あたりには、感動できる場面もあったり、「うわ、まじかよ・・・」と思うような場面もあったりで、非常に楽しめました。
夏休みにのんびりするゲームとしては良いのではないかと思います。
それから、このゲームが1本売れるごとに植樹が行われるようです。
すごく環境のことを考えたゲームなのですね!
それではまた!
ーーーーーーーーーーーー
Twitterはこちらから
これらもご覧ください
吃音症に関する情報も発信しています!